睡眠中の「動くこと」を考えよう
寝ている間も身体は動いている。寝返りから考える身体のコンディション
「朝起きると身体が痛い」
「寝たはずなのに背中が重い」
「同じ向きで寝ていることが多い気がする」
そんな方は、睡眠中の「寝返り」に注目してみるのもおすすめです。
寝返りは、ただ寝る向きを変えるだけの動作に見えます。
実際には、身体の一部に長時間負担が集中するのを避けたり、楽な姿勢を探したりするための自然な動きの一つです。
睡眠中は自分で意識して身体を動かしているわけではありませんが、身体は完全に静止しているわけではありません。
今回は、意外と知られていない「寝返り」と身体の動きについて考えてみましょう!
① 寝返りは身体にとって自然な動き
人は睡眠中、何度も姿勢を変えます。
仰向けから横向きへ。
横向きから反対側へ。
こうした姿勢の変化が「寝返り」です。
寝返りには、身体の一部分に圧が集中するのを避けたり、体温調節をしたりする役割があります。
つまり、寝ている間に身体が動くことはごく自然なことです。
「寝返りをしない方がぐっすり眠れそう」と考える必要はありません。
むしろ、睡眠中に身体が自然に動けることも大切です。
② 寝返りは「背中だけ」で行う動作ではない
寝返りをするとき、
「上半身をひねって横を向く」
というイメージがあるかもしれません。
ただ、実際には身体全体が連動しています。
頭が動く。
背骨が回旋する。
肋骨が動く。
骨盤が回る。
脚が動く。
このように、さまざまな部分がタイミングを合わせながら動きます。
特に背骨は、前後に曲げ伸ばすだけではなく、回旋や側屈といった動きも行います。
普段から身体を一方向にしか動かしていないと、こうした「ひねる動き」を意識する機会は少なくなります。
③ 「寝返りが少ない=身体が硬い」とは限らない
朝起きたときに、
「寝返りが少なかったから身体が硬くなったのかな?」
と思うことがあるかもしれません。
ただ、寝返りの回数だけで身体の柔軟性や睡眠の質を判断することはできません。
睡眠環境、寝具、室温、疲労、睡眠の深さなど、さまざまな要因が関係します。
大切なのは「何回寝返りをしたか」を気にしすぎることではありません。
朝起きたときに身体がどう感じるのか。
日中に身体を動かしやすいのか。
そうした自分の状態を確認することが大切です。
④ 日中の身体の動きも寝起きの感覚につながる
睡眠中のことだから、寝るときだけ気をつければいい。
そう思うかもしれません。
ただ、日中に身体をどのように動かしているかも大切です。
座っている時間が長い。
歩く時間が少ない。
身体をひねる機会がほとんどない。
こうした生活が続くと、普段使わない方向へ身体を動かす機会も少なくなります。
例えば日中に、
🔸背骨をゆっくりひねる
🔸身体を左右に動かす
🔸肩や股関節を動かす
🔸軽く歩く
など、無理のない範囲で身体をさまざまな方向へ動かしてみましょう。
特別な運動を長時間行わなくても、日常の中で動く機会を増やすことはできます。
⑤ 「動ける身体」は寝ているときにも役立つ
身体の動きというと、
「運動するとき」
「スポーツをするとき」
をイメージしがちです。
しかし、身体は日常生活の中でも常に動いています。
寝返り、起き上がる、立ち上がる、歩く、振り向く。
こうした何気ない動作にも、背骨や股関節、肩などの連動が関係しています。
ピラティスでは、筋肉を鍛えることだけを目的にするのではなく、身体をさまざまな方向へ動かしながら、自分の身体をコントロールする練習も行います。
「身体が硬いから伸ばす」というだけではなく、いろいろな方向へ動ける身体をつくるという視点も大切です。
まとめ
寝返りは、睡眠中に自然に行われる身体の動きです。
回数だけを気にする必要はありませんが、
🔸背骨を前後だけでなく回旋させる
🔸身体を左右へ動かす
🔸肩や股関節を普段から動かす
🔸日中の活動量を極端に減らさない
など、普段から身体をさまざまな方向へ動かしておくことは、身体の動きについて考えるきっかけになります。
maison96pilatesでは、平和島・大森海岸・大森町周辺で、姿勢だけでなく背骨や股関節、肩まわりなど全身の動きを見ながら、一人ひとりに合わせたパーソナルピラティスを行っています。
「身体が動かしにくい」「同じ姿勢でいると身体が固まりやすい」「もっとスムーズに身体を動かしたい」という方も、その日の身体の状態を確認しながら無理なくレッスンを進めていきます。
毎日の何気ない動作にも、身体を知るヒントはたくさんあります。
まずは「普段、自分の身体はどんなふうに動いているんだろう?」と意識してみるところから始めてみましょう✨
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