左右差の原因と身体の整え方
鏡を見ると片方の肩だけ高い?肩だけを下げるのではなく全身のつながりを見てみよう
鏡を見たときに、
「右肩だけ高く見える」
「写真を撮ると肩の高さが違う」
「いつも同じ側の肩が凝る」
そんなことはありませんか?
肩の高さに左右差があると、「高い方の肩を下げればいい」と考えがちです。
しかし、肩の位置は肩だけで決まっているわけではありません。
肩甲骨、背骨、肋骨、骨盤、腕の使い方など、身体のさまざまな部分が関係しています。
今回は、肩の高さに左右差があるときに考えたい身体の使い方について紹介します!
① 左右差があること自体は珍しくない
まず知っておきたいのが、人間の身体は完全な左右対称ではないということです。
利き手があったり、普段使う脚が決まっていたり、生活の中で左右の使い方が違ったりします。
そのため、肩の高さや骨盤の位置などに多少の左右差があることは珍しくありません。
大切なのは、「左右差がある=身体が悪い」と決めつけないこと。
どのような場面で左右差が出るのか、動いたときにどう変化するのかを見ることが重要です。
② いつも同じ側でバッグを持っていない?
日常生活のクセも、身体の使い方に影響します。
例えば、
🔸バッグをいつも同じ肩にかける
🔸スマホをいつも同じ手で操作する
🔸同じ脚に体重をかけて立つ
🔸同じ方向を向いて作業する
など。
一つ一つは小さな習慣でも、毎日繰り返していれば身体の使い方に偏りが生まれることがあります。
まずは「自分はどちら側をよく使っているか」を知ることから始めてみましょう。
③ 肩甲骨の位置だけを見ない
肩の高さが違うとき、肩甲骨の位置もチェックしたくなります。
肩甲骨は背中にある骨で、腕の動きと大きく関係しています。
腕を上げたり下げたり、前後に動かしたりすると、肩甲骨も連動して動きます。
そのため、肩甲骨を無理に下げて固定するより、
「腕を動かしたときに肩甲骨がどう動くか」
を見ることが大切です。
「肩を下げよう」と頑張りすぎると、逆に首や肩周辺に力が入りやすくなることもあります。
④ 肋骨や背骨の動きも関係する
肩は胸郭の上にあります。
胸郭は肋骨や胸椎などで構成されているため、背骨や肋骨の位置・動きも肩の見え方に関係します。
例えば身体を左右に傾けたり、ひねったりしたとき、肩の高さは変わりますよね。
つまり、立っているときの肩の高さだけを見ても、身体全体の動きまでは分かりません。
呼吸をしたときの肋骨の動きや、身体をひねったときの左右差なども確認すると、自分の身体の特徴に気づきやすくなります。
⑤ 骨盤や下半身から影響することもある
「肩の高さなのに、なぜ骨盤?」と思うかもしれません。
身体は頭から足までつながっているため、下半身の位置や使い方によって上半身の姿勢が変化することがあります。
例えば片脚に体重をかけて立つ癖があると、骨盤の位置が変わり、それに合わせて上半身もバランスを取ろうとします。
その結果、肩の高さに違いが出ることもあります。
肩が気になるからといって、肩だけを見ないことがポイントです。
⑥ 「左右を完全に揃える」ことを目標にしない
身体の左右差を見つけると、
「左右を完全に同じにしなきゃ」
と思ってしまう方もいます。
ただ、身体は動くためのものであり、左右差がゼロであることが必ずしも理想とは限りません。
スポーツをしている人なら、競技特性によって左右の使い方が違うこともあります。
大切なのは、左右どちらも必要な方向へ動かせること。
片側だけ動きにくい、片側だけ疲れやすいなどの特徴があるなら、そこを確認していくことが身体づくりにつながります。
まとめ
肩の高さが左右で違うときは、肩だけを下げようとしないことが大切です。
🔸左右差があること自体は珍しくない
🔸普段の生活のクセを確認する
🔸肩甲骨の動きを見る
🔸肋骨や背骨の動きも確認する
🔸骨盤や下半身まで含めて考える
🔸左右を完全に揃えることだけを目標にしない
身体はそれぞれの部位がバラバラに動いているわけではありません。
肩の高さという一つの変化から、普段の身体の使い方を見直してみると、新しい発見があるかもしれません。
maison96pilatesでは、平和島・大森海岸・大森町エリアで、姿勢を静止した状態だけで判断せず、身体を動かしたときの左右差やクセまで確認しながらパーソナルピラティスを行っています。
「肩の高さが気になる」「左右で身体の動かしやすさが違う」という方も、見た目だけで判断せず、今の身体の状態や生活習慣を確認したうえで、その方に合った動き方を一緒に探していきます。
左右差を無理に消すのではなく、自分の身体の特徴を知って、より動きやすい身体を目指していきましょう!
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